嬉しい手紙
昨年の2学期終了の日の朝、いつも控えめにタッチしてくれていた3年生の女児から手紙をもらいました。『いつもみんなにハイタッチしてくれて、わたしは見ているだけで元気をもらいます』『わたしはハイタッチをされることがすごくうれしいです』と書いてありました。そんな風に見てくれたいたんだと、ちょっとウルウルしてしまいました。毎朝、こどもたちと接していると、嬉しくて涙腺のゆるむ出来事がいっぱいあります。僕たちが毎朝やっていることが、こどもたちを元気づけているなら、もぅこれは雨が降ろうが槍が降ろうが続けていくぞ~、とファイトを燃やしています。毎日のこどもとのふれあいで、大事な大事なこどもをまもることの喜びで満ち足りてゆきます。
笑顔が最高に素敵なお嬢さんと仲良くなったー!
朝の登校見まもりの時に、元気に自転車で通り過ぎる「はじけるような笑顔」の女子高生に会います。彼女の笑顔に会うたびに、ほんとうに心の底から元気になります。いつのころからか挨拶をしたり言葉を交わすようになり、最近はハイタッチもしてくれます。学校では伝統芸能科で、日本舞踊と三味線(長唄)の稽古しています。だんだんと仲良くなって、先日は国立文楽劇場で開催された長唄の公演会に招いてくれました。明るく元気な現代のお嬢さんなのに伝統芸能に取り組んでいて、きちんと礼儀をわきまえた素敵な女性に成長するのでしょうね。「こども見まもり」活動にもこんなうれしい出来事もあるんです。でも〇〇ちゃんももうすぐ高校卒業。来年の春からは、こんな魅力的な笑顔に会えなくなるなんて、寂しくなるなぁ。
わぉ!ハグまでしてる~
いつもママと登校する〇〇ちゃんと言う女子児童がいます。毎朝「今日は〇〇ちゃん顔を見れるかなぁ」と話すのが日課になっています。〇〇ちゃんは少し障害を抱えているけど、もぅめちゃくちゃ可愛いのです。はじめは大きな声のあいさつに戸惑っていたようですが、ハイタッチをしてくれるようになったときは嬉しかったなぁ。最近は自分の方からすすんでハイタッチしてくれるし、この間は、なんとマチコ隊員とハグするのを目撃! 見ていてちょっと羨ましいと思うこともあります。どうやらマチコ隊員は、こどもに心を開かせるオーラを備えているんですねぇ。「〇〇ちゃんが、今日も明日も明後日もその次の日も、ずっとずっと元気に登校してくれること」が、見まもり隊員の全員の心の底からの願いです。
「龍角散のど飴」はよう効く!
「ア~♬ ア~♪」よしッ! 今朝も、のどの調子はええみたいです。〇〇さんの奥さんは、いつも「龍角散のど飴」を差し入れしてくれます。朝から大きな声で挨拶している私たちを気遣ってくださっています。近隣の人に知られて、認められて、支援をいただくのは、ほんとうに勇気百倍ですし感謝の気持ちでいっぱいになります。この間は阪神タイガースの「アレ」を記念して、岡田監督の好きな「パインアメ」のおすそ分けをいただきました。こんな気遣いはめちゃくちゃ嬉しいじゃないですか。ほんとうは広島カープのファンですが、この「パインアメ」は美味しくいただきました。来年はお返しに、広島の「もみじ饅頭」を食べてもらいましょう。
犬とも仲良くなっとかな…
特に朝の見まもりの時間帯はワンちゃんの散歩と重なるようで、いろんな子と出会います。ちょっとメタボな子や、引っ込み思案な子、わがままで気の強い子など様々ですが、正直、3匹以上出会うともうだれがどれやわからんようになります。中にはおなじみさんもいて、それなりに朝のアイサツを楽しんでいます。この子らを手なずけて「こども見まもり」の隊員に正式採用できんかな。猫の手も借りたいと言うけど、こっちは犬の手でも借りたいですわ。
可愛い手で握りしめてた「宝もの」
ある朝、2年生の女子が「これあげる」と言って、かたく握りしめてた手を開きました。可愛い手のひらには小さな貝殻がひとつ乗っかっていました。「大事な宝ものなんだろうなぁ」と思いました。「大事なものなら、失くさないように持っているように」と言いましたが、「だけどおっちゃんにあげる」と真剣な目で言いました。こんなうれしい出来事に出会ったら、だれでもウルウルするじゃないですか。もぅ、涙こぼれるの我慢するのに必死でしたよ。小さな貝殻は「私の宝もの」になって、仕事に使うパソコンの前に飾って毎日ながめています。